VersysEDA UB804(Ubuntu8.04ベース)にISE11.1をインストールします。
サイトからダウンロードしたXilinx_11.1_WebPack_SFD.tarは、3GB近くもあるので、16GBのUSBメモリでは、ISE11.1のアップデートでいっぱいになってしまいます。
なので、32GBのUSBメモリにインストールしたVersysEDA UB804を使います。
ISE10.1では、libmotif3、libstdc++5-3.3-picをインストールしないとPACEが開きませんでしたが、ISE11.1ではインストールしなくても、PLAN AHEADは開くようです。
libusbドライバインストールする際に必要なfxloadをインストールします。
$sudo apt-get install fxload
サイトより、ダウンロードしたXilinx_11.1_WebPack_SFD.tarを解凍します。
$tar xvf Xilinx_11.1_WebPack_SFD.tar
解凍してできたフォルダXilinx_11.1_WebPack_SFDに移動します。
移動したら、
$sudo ./xsetup
ライセンスは、インストール途中で、サイトにログインすれば取得できます。
(インストールがすんだら、Xilinx_11.1_WebPack_SFD.tarファイルは削除したほうがいいでしょう)
libusbドライバは、ISE付属のものがあるはずなのですが、うまくいかないので、こちらを参考にインストールします。
ISEがインストールされたディレクトリに移動します。
$cd /opt/Xilinx
移動したら、
$sudo apt-get install gitk git-gui
$sudo git clone git://git.zerfleddert.de/usb-driver
usb-driverフォルダができるのでこれに移動します。
$cd usb-driver
$sudo apt-get install libusb-dev
$sudo make
makeがうまくいったら次の環境変数の設定をします。
$export LD_PRELOAD=/opt/Xilinx/usb-driver/libusb-driver.so
新しいudev rule set fileを作成します。
$sudo vi /etc/udev/rules.d/50-xilinx-usb-pav.rules
viエディタが開いたら、次のステートメントをコピーしてペーストして保存します。
ACTION==”add”, BUS==”usb”, SYSFS{idVendor}==”03fd”, MODE=”666″
udevをリスタートします。
$sudo /etc/init.d/udev restart
以上でlibusbドライバのインストールは終了です。
ISEを起動します。
$/opt/Xilinx/11.1/ISE/bin/lin/ise
ISEをインストールした後に、Firefoxがうまく開かなかったりしたら、
$sudo chown -R ubuntu .mozilla