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10月
21
2009

VersysEDA UB804 Upgrade その1(Ubuntu 8.10へ)

VersysEDA UB804(Ubuntu8.04ベース)をUbuntu8.10へアップグレードします。
使用するのはISE11.1Webpackをインストールした32GBのUSBメモリを使います。

アップグレードに失敗した場合に備えて、必要なファイルやディレクトリはバックアップしておきます。
ディスクの空き容量は、3GB以上はあったほうがいいでしょう。

まず、上側パネルのシステム→システム管理→ソフトウェア・ソースを選択します。
表示されたダイアログボックスのアップデートを選択します。
一番下の、アップグレードリリースで、通常リリースでも通知を選択して閉じます。

upgrade810-soft-source

次に、上側パネルのシステム→システム管理→アップデート・マネージャを選択します。

アップデートの項目が残っていたら、アップデートをインストールします。
システムが最新の状態になったら、上側のアップグレードをクリックします。

upgrade810-update

リリースノートが表示されるので、”アップグレード”をクリックします。

upgrade810-release-note

“公式でないソースが無効になりました”と表示されたら、そのまま閉じる。

upgrade810-mukoh

アップグレードを開始します。

upgrade810-start

新しいパッケージの取得が終わると、”Console-setupを設定しています”と表示されるので、そのまま”進む”をクリック。

upgrade810-console

アップグレードのインストール途中で次のエラーが表示されますが、そのまま”OK”をクリック。
これは、evolutionをアンインストールしてあるためだと思われます。
アップグレードすると、evolutionは新たにインストールされます。

upgrade810-evolution

.bashrcを置き換えますか聞かれますが、カスタマイズした覚えがあるので、”そのまま”をクリック。

upgrade810-bashrc

カスタマイズ済みの、release-upgradesを置き換えますかと聞かれます。
最初に設定をしたソフトウェア・ソースのことでしょうか。とりあえず”そのまま”をクリックします。

upgrade810-release

アップグレードのインストールが終了すると不要なパッケージを削除するか聞かれるので”削除”をクリックします。

upgrade810-deleate

アップデートを完了するために再起動が必要なので”すぐに再起動”をクリック。

upgrade810-restart

アップグレード中に採ったスナップショットもそのままにアップグレードが完了しました。

upgrade810-desktop

アップグレード完了までに、2-3時間はかかるようです。
使用したPCは、ノートのInspiron13、無線LANの再設定が必要です。

上側パネルのシステム→システム管理→ハードウェア・ドライバを選択。
表示されたハードウェア・ドライバのダイアログのwireless driverを有効にします。

ダイアログを閉じて再起動します。

upgrade810-wireless-drv

上部パネル右側の、ネットワークアイコンをクリックして、使用しているネットワークを選択します。

upgrade810-net-icon

ネットワークキーを入力します。

upgrade810-net-key

8.10にアップグレードして、起動時間(電源を入れてログイン画面が表示されるまで)が、8.04では45-6秒だったのが、35-6秒と10秒程度速くなりました。

デスクトップの操作も軽くなったようです。

ISE及びVerilog,Verilator,SystemCのExamplesも正常に動いているようです。

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