VersysEDA UB606(Ubuntu6.06ベース)に、XilinxのISE WebPack(10.1)をインストールします。
(注記:
ISE WebPack 10.1 については2009’10’13更新の
VersysEDA UB804 ISE WebPack10.1インストール
ISE WebPack 11.1 については2009’10’17更新の
VersysEDA UB804 ISE WebPack11.1インストール
を参照。09’10’21追記)
(12’1’21追記
11’11’30 更新
ISE WebPack 13.2 インストール(ESXi-Windows 7)
11’12’6更新
ISE WebPack 13.3 インストール(ESXi-Ubuntu 11.10))
ISEをインストールするには、6.2GBとアップデートに要する容量が必要なのでデータ領域の空き容量は最低10GBはあったほうがいいでしょう。
このため、8GB以下のエルナックスにはインストールできません。
今回は16GBのエルナックス(VersysEDA 16GB)にインストールします。
前準備として以下をインストールします。(参考)
$sudo apt-get install libmotif3
$sudo apt-get install portmap
$sudo apt-get install libstdc++5-3.3-pic
サイトよりISE WebPackをダウンロードします。
解凍してできたフォルダ10.1_Webinstallに移動します。
$./setup
($sudo ./setup で、/opt/Xilinx/10.1へインストールできます。
:09/7/27 追記)
インストーラが起動します。
ファイルブラウザで10.1_Webinstallを開き、setup(setup.exeではない)をダブルクリックしても、インストーラは起動します。
Registration IDは、”Product Registration and Download Site”をクリックして、ダウンロードしたときのサイトを開きます。
開いたサイトから、”Registration ID”をコピーして、ペーストします。
“Standard Programming Tools”にチェックを入れます。
ライセンスに同意した後インストールするディレクトリを指定します。
デフォルトでは/optディレクトリになっていますが、パーミッションのためか/optディレクトリは指定できないので、/homeディレクトリを指定します。
/home/ubuntu/Xilinx/10.1
ディスクスペースが足りないと警告されますが、問題がなければ”Yes”をクリックします。
あとは最後に”Install”をクリックすればインストールが始まります。
インストールが終わるとアップデートを開始します。
最後にプログラミングケーブルのドライバのインストールができないと表示されますが、ケーブルドライバは後ほど手動でインストールします。
ホームディレクトリの.bashrcに次の行を追記します。
source /home/ubuntu/Xilinx/10.1/ISE/settings32.sh
(64bitの場合は、settings64.sh)
追記したら有効にします。
$. .bashrc
$ise
でISEが開きます。
PACEが開かないので以下を実行します。
$export DISPLAY=:0
これは、.bashrcに追記しておくとよいかもしれません。