ISE,EDKをインストールしたエルナックス(VersysEDA USB32GB)の評価も兼て、SZAKUを動かしてみたいと思います。
SUZAKUは、アットマークテクノ社の製品で、FPGAとLinuxを組合わせた組み込み機器プラットフォームです。
今回使うのは、2年ほど前に購入した、SUZAKU-S スターターキット(SZ130-SIL)です。
SUZAKU-S
・FPGA→Spartan-3E
・CPU→Microblaze
・OS→uClinux
SUZAKUを使うには、XilinxのISE,EDKがインストールされたWindowsマシンと、ソフト開発用のLinuxマシンが必要ですが、今回はISE WebPackとEDKをインストールしたエルナックスを使うので、適当な開発用マシン(OS問わず)を用意します。
使用した開発用マシンは、DellのInspiron6000(CPU:PentiumM1.7Ghz,Mem:1GB)です。
このPCはパラレルポートがないので、プログラミングにはプラットフォームUSBを使います。
また、シリアルのクロスケーブルをつなぐシリアルポートがないので、USBコネクタをシリアルコネクタに変換するRS232GFを使います。
まず、ホームディレクトリにSUZAKUフォルダを作成します。
ドキュメントやFPGAのプロジェクトファイル類が更新されているので、開発CDROMのisoイメージファイル(ss_20081017.iso)をダウンロードサイトよりダウンロードします。
ダウンロードしたisoイメージファイルをSUZAKUフォルダに展開します。
展開は、isoイメージファイルを右クリックして”書庫マネージャで開く”を選択し、開いた書庫ブラウザの”展開”をクリックして、展開先フォルダにSUZAKUフォルダを指定します。
SUZAKUフォルダには、展開されたsuzaku/,suzaku-io-boards/,suzaku-starter-kit/があります。
SUZAKUの動作確認は、次の順序でおこないます。